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防災にも役立つ! 地理院地図の使い方

街歩きや外出時に使用する
街歩きや外出時に使用する地図を作成することができ、目的地までの経路だけでなく、距離や標高値も調べられます。
また、スマートフォンでも使用できます。

街歩きや外出時に使用する

  1. - 目 次 -
  2. 出掛けるエリアの地図を表示する
  3. 経路を確認する
    1. 地図上に経路を描画する
    2. 経路を計測する
    3. 経路の高低差を調べる
    4. 方位を調べる(方位線・磁北線)
  4. 避難場所を確認する
  5. 地形分類から災害リスクを学ぶ
  6. 印刷する
  7. スマートフォンを活用する

出掛けるエリアの地図を表示する

出掛ける周辺のエリアの地図を表示してみましょう。
住所や出かけるエリアの場所の名前などを入れて検索してみましょう。
左下の+と-ボタン、スクロールバーを使用して、地図の拡大縮小ができます。拡大縮小はマウスホイールでもできます。
また、マウスをドラックすることで地図を移動させることができます。
拡大縮小、スクロールバーを利用して目的地周辺の地図を表示させてみましょう。

【例】井の頭公園まで行ってみましょう。

出掛けるエリアの地図を表示する

経路を確認する

地図上に経路を描画する

自宅から目的地までの道順を描画してみましょう。
ツール➔作図・ファイルの機能を使います。

【例】自宅から井の頭公園までの経路を描画します。

経路を確認する


経路を計測する

自宅から目的地までの距離を計測してみましょう。
距離が分かれば、おおよその到着時刻などが分かり、出掛ける計画を立てる事に役立ちます。
ツール➔計測の機能を使います。

経路を計測する


経路の高低差を調べる

自宅から目的地までの経路の高低差を調べてみましょう。
高低差を知ることで、自転車や徒歩で移動する際、坂道などを避けた経路作成に役立ちます。
また、事前に調べておくと外出先で災害にあった場合、避難しやすい経路を選択することができます。
ツール➔断面図の機能を使います。

【例】自宅から井の頭公園までの高低差を調べてみましょう。

距離の高低差を調べる


方位を調べる(方位線・磁北線)

自宅から外出先の方位を調べてみましょう。
外出先の方位を知っておくと、外出先で道に迷った場合に帰路の方位を知ることが出来ます。
ツール➔その他➔【磁北線】【方位線】の機能を使います。

【例】自宅と井の頭公園の方位を調べてみましょう。

方位を調べる(方位線・磁北線)

【コラム:磁北線とは】

地理院地図では方位・方位線の表示の他に、磁北線を表示することができます。
磁北線と聞いて、登山をされる方や地図が好きな方はピンときたかもしれません。

北には「真北」と「磁北」があり、真北は地図上の真上、磁北はコンパスが実際に示す北のことを言います。真北と磁北にはズレがあり、そのズレを線で表したものが磁北線です。

地形図に磁北線を引くには手順や知識が多少必要ですが、地理院地図では簡単に磁北線を引くことができます。
磁北線を表示したい方は、ツール➔その他➔磁北線を選択してください。

避難場所を確認する

付近の避難場所を確認してみましょう。
避難場所を知っておくことで、災害が起きた際に迅速に避難することができます。
また、災害の種類によって避難場所も変わる場合があるので、事前に種類別の避難場所を知り、緊急時に困らないようにしましょう。
特に、遠くに外出した際に災害に遭遇し、知らない土地で慌てない為にも旅行などの計画を立てる時には一緒に避難場所を見つけておくといいでしょう。
地図の種類から「災害伝承・避難場所」➔「指定緊急避難場所」➔「指定緊急避難場所(地震)」を選択する。

【例】井の頭公園周辺の避難場所を調べてみましょう。

避難場所を確認する

地形分類から災害リスクを学ぶ

目的地の土地の成り立ちや自宅周辺の土地の成り立ちなど、その土地が本来持っている自然災害リスクについて、地図上の調べたい箇所をワンクリックすることで確認できます。

【例】井の頭公園の土地の成り立ちを調べてみましょう。

地形分類から災害リスクを学ぶ

印刷する

表示した地図を印刷することができます。画面上で表示範囲を確認しながら、用紙のサイズや縦・横の向きを設定できます。

印刷する

スマートフォンを活用する

地理院地図はスマートフォンでも使用することができます。街歩きや外出時に、気軽に使用してみましょう。
スマートフォンからは「印刷」の機能、「作図・ファイル」の機能は使えません

スマートフォンを活用する

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